タイトル
ミッション:インポッシブル(原題:Mission: Impossible)
概要
1996年のアメリカ映画
上映時間は110分
あらすじ
IMFの工作員フェルプスが指揮する作戦の実行中に何者から妨害を受け、メンバーは殺され、作戦は失敗に終わる。生き残ったイーサン・ハントは今回の作戦の監督を務めていたキトリッジに会うが、キトリッジからは今回の作戦が裏切り者を探し出すための偽の作戦で、唯一生き残ったイーサン・ハントを裏切り者であるとして逮捕しようとする。
スタッフ
監督はブライアン・デ・パルマ
音楽はダニー・エルフマン
撮影はスティーヴン・H・ブラム
キャスト
トム・クルーズ(イーサン・ハント)
ジョン・ヴォイト(ジム・フェルプス)
エマニュエル・ベアール(クレア・フェルプス)
クリスティン・スコット・トーマス(サラ・デイヴィス)
ジャン・レノ(フランク・クリーガー)
ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル)
ヴァネッサ・レッドグレーヴ(マックス)
ヘンリー・ツェニー(ユージーン・キトリッジ)
感想
1966年に始まるテレビシリーズ「スパイ大作戦」の映画化。トム・クルーズとポーラ・ワグナーによるプロダクションの第1作目であり、トム・クルーズにとっては初のプロデュース作品となった。賛否は分かれたが、全世界で4億5千万ドルの収益を上げた。
本シリーズの方向性を決定づけたとも言えるシリーズ4作目以降の雰囲気や設定を考えると、ここまで違うものかと驚かされるシリーズ1作目にあたる本作。さらに舞台がプラハなどのヨーロッパが中心となり、ハリウッド映画っぽさもあまりない異質の映画と言える。
テレビシリーズ「スパイ大作戦」は馴染みのない世代にとっては、テレビシリーズのファンが酷評したところはあまり気にならないのだが、スパイサスペンスとして見ると、ジム・フェルプスがどう見ても序盤から怪しいし、かといって彼が裏切り者である伏線もあまりない。終盤に「実は…」と言われてもはっきり言ってどうでもよくなってしまう。
アクションとしては大掛かりなものはラストのTGVとヘリによるものぐらい。高速列車上であることを納得させるだけの風量が感じられ、迫力も十分だが、爆発による爆風で電車に戻るのはどう見ても滑稽である。
まして本作の監督はブライアン・デ・パルマである。テレビシリーズの映画化としては「アンタッチャブル(1987)」の成功があり、その功績を買われての監督だとは思うが、やはり彼が監督するべき題材ではなかった。「アンタッチャブル(1987)」もブライアン・デ・パルマっぽくない映画だが、アル・カポネというバイオレンスを描くのに一応合っている部分もあった。しかし、本作はどう見ても彼の土俵ではない。駄作というほどではないが、90年代のアクション映画を代表した監督が撮った方がもっと活劇として見れる作品になったのではないかと思う。
関連作品
「ミッション:インポッシブル」…シリーズ1作目
「M:I-2(2000)」…シリーズ2作目
「M:i:Ⅲ(2006)」…シリーズ3作目
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)」…シリーズ4作目
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015)」…シリーズ5作目
「ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)」…シリーズ6作目
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE(2023)」…シリーズ7作目
「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025)」…シリーズ8作目
吹替情報
①ソフト版
②フジテレビ版(1999年10月9日「ゴールデン洋画劇場」)※ソフト未収録
③テレビ朝日版(2003年3月16日「日曜洋画劇場」)※ソフト未収録
音声配信
Spotifyはこちら
Apple Podcastはこちら
Amazon Musicはこちら
YouTubeはこちら
予告編
取り上げた作品の一覧はこちら


コメント