タイトル
大福星(原題:福星高照/英題:My Lucky Stars)
概要
1985年の香港映画
上映時間は97分
あらすじ
香港警察のジャッキーとリッキーはマフィアを追って来日したが、追跡してやって来た富士急ハイランドでリッキーが捕まってしまう。ジャッキーは、香港からデブゴンを派遣するように要請する。
スタッフ
監督はサモ・ハン・キンポー
音楽はマイケル・ライ
撮影はアーサー・ウォン/ジョニー・コー
キャスト
サモ・ハン・キンポー(デブゴン)
リチャード・ン(クレイジー)
チャールス・チン(ハンサム)
フォン・ツイファン(ヒゲ)
エリック・ツァン(ウスノロ)
ジャッキー・チェン(ジャッキー)
ユン・ピョウ(リッキー)
シベール・フー(ウー)
西脇美智子(賭博場の女性)
感想
サモ・ハン・キンポー監督、主演による「~福星」シリーズの第2作。正式には「香港発活劇エクスプレス 大福星」というタイトルである。一応「五福星(1983)」の続編だが、一部キャストは同じ役、また一部キャストは別の役で演じている。また、前作5人組の1人モジャに変わって、エリック・ツァン演じるウスノロ(にしても酷い日本語訳)が加入している。
基本は前作と同じ流れの作品である。ジャッキー・チェンに関連する場面は冒頭に登場してから中盤以降まで放ったらかしである。サモ・ハン・キンポーが日本に来てようやく合流することになる。狭い和室でのアクションは見応えがあるのだが、せっかくジャッキー、サモ・ハン、シベール・フーと3人いるのだから協力してやっつける描写は少しは欲しかった。また、メインで描かれる5人組の話も、ジャッキーがサモ・ハンを派遣要請した時点でついて来る必要はない。他の4人の戦いぶりが、サモ・ハン・キンポー、ジャッキー・チェン、ユン・ピョウと比べて圧倒的に落ちるので彼らが戦いに参加する必要性も感じない。
ただ、リチャード・ンのキャラクターは前作に引き続いて輝いていた。ホテルで朝食をジェスチャーで頼むシーンのオチはあまりにも下らなさすぎて吹いてしまった。他にも笑える場面はあるが、ウーと体をくっつけるための強盗の自演の場面は5人分繰り返すというのはどう考えてもくどいし長い。
また、本作は日本が舞台と言うことで西脇美智子が登場する。「ボディビル界の百恵ちゃん」と注目され、後にポルノ映画出演や本作のような香港映画への出演、さらにはハリウッドでスタントウーマンとして活躍した女優である。着物を脱いでレオタード姿でウーと戦う場面は強烈なインパクトがある(もはや意味不明であるが)。その後、サモ・ハン・キンポーにあっさりやられるのは少々残念だが、本作で一番印象を残したと言って良い。
5人組の話とジャッキー・チェンの話が全く持ってうまく交差していないのは前作と同じであり、こういう作品として見るべきなんだとは思う。前作から進化も退化もせずといったところだろう。
関連作品
「五福星(1983)」…シリーズ第1作
「大福星(1985)」…シリーズ第2作
「七福星(1985)」…シリーズ第3作
吹替情報
①日本テレビ版(1987年1月2日「金曜ロードショー」)※DVD以降のソフトに収録
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