タイトル
ローグ アサシン(原題:War/別題:Rogue Assassin)
概要
2007年のアメリカ映画
上映時間は103分
あらすじ
FBI捜査官のクロフォードとローンは、追っていた殺し屋ローグに遭遇するが、あと一歩のところで取り逃がしてしまう。後日、ある男がローンの家を訪れ、ローンら3人を殺して家を焼き尽くした。クロフォードは現場で落ちていた薬莢からローグの仕業だと直感し、復讐を誓う。
スタッフ
監督はフィリップ・G・アトウェル
音楽はブライアン・タイラー
撮影はピエール・モレル
キャスト
ジェット・リー(ヴィクター・ショウ)
ジェイソン・ステイサム(ジョン・クロフォード)
ジョン・ローン(リー・チャン)
サン・カン(ゴイ)
石橋凌(シロー・ヤナガワ)
デヴォン青木(キラ)
ルイス・ガスマン(ベニー)
感想
ジェット・リーとジェイソン・ステイサムにとっては、「ザ・ワン(2001)」以来の共演で、後に「エクスペンダブルズ」シリーズでも共演している。また、ジェイソン・ステイサムは「ワイルド・スピード EURO MISSION(2013)」以降のシリーズ、デヴォン青木は「ワイルド・スピードX2(2003)」、サン・カンは「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006)」のシリーズにそれぞれ出演している。
本作には舞台となるサンフランシスコにヤクザ街なるものが登場する。そんなものは多分ないと思うが、変な日本が数多く登場する。「殺した数だけ腕に輪の入れ墨を入れる」言っているが聞いたことがない。また、クロフォードは「ヤクザ街が管轄なら日本語ぐらい話せるようになれ」と周囲に言っているが、ジェイソン・ステイサムの日本語はほとんど聞き取れず、字幕を付けてほしかったとすら感じる。ちなみに、日本語を話せないデヴォン青木には日本語吹替がなされている。
序盤の展開を見ると、シンプルな復讐ものかと思いきや、話がごちゃごちゃしていて分かりづらい。理解できないという訳ではなく、登場人物があまりにも多く、それぞれの場面でストーリーを展開させるのに精一杯という印象さえある。ネタバレになるが、リー・チャン=ローンであることが終盤に判明する。だとしても、彼が3年も経過してから復讐に向けて動き出す理由は分からないし、自分を貶めようとした根源を叩かずに2つの組織を殺し合わせるというまどろっこしいことをする理由も分からない。もっともっとシンプルな復讐劇にして、ジェット・リーのアクションをもっと見せるべきだった。
そして本作はアクションなのだが、そのアクションのできるジェット・リーの格闘シーンは終盤のジェイソン・ステイサムとのもの以外はほとんどないと言って良い。銃を使う場面が多いし、位置関係も分かりづらいアクションばかりなので、何となく始まって何となく終わるようなアクションばかりである。肝心のアクションも印象に残るものはあまりない。
終盤のどんでん返しありきで話を作ったために、登場人物の多い複雑な復讐劇になってしまったものだから、話を展開させるのに苦労しているし、その見せ方も決してうまくはない。アクションのできる俳優が2人もいるのに、見せ場となるアクションもいまいち。駄作としか言いようがない。
吹替情報
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