タイトル
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー(原題:少年黃飛鴻之鐵馬騮/英題:Iron Monkey)
概要
1993年の香港映画
上映時間は90分
あらすじ
圧政に苦しむ清朝末期の町では、腐敗した役人らから金を盗んでは庶民に施しをしていた「鉄猿」がいた。そんな町に武術家のウォン・ケイインと息子のフェイホンは旅の途中で立ち寄ることになる。
スタッフ
監督はユエン・ウーピン
製作はツイ・ハーク
製作総指揮はレイモンド・チョウ
キャスト
ドニー・イェン(ウォン・ケイイン)
ツァン・シーマン(ウォン・フェイフォン)
ユー・ロングァン(ヤン)
感想
ツイ・ハーク監督、ジェット・リー主演による「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの外伝で、ジェット・リーガ演じたウォン・フェイフォンの子供時代を少女だったツァン・シーマンが演じ、彼の父をドニー・イェンが演じた。
本シリーズでは、ほとんどワイヤーアクションを封印したシリーズ2作目「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱(1992)」を評価していたが、その観点で見ると本作はワイヤーアクションだらけである。ラストのアクションは確かに見応えがあるものの、不安定な柱の上で戦う必然性はなく、ワイヤーアクションが見せ場になる設定として考えられたものだと感じてしまう。せめて他のどこでもないその柱の上で戦う理由くらい提示しても良かったのではないか。
その「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱(1992)」でジェット・リーと互角に渡り合うラン提督を演じたドニー・イェンが主演の作品となっている。ただ、その息子に当たるウォン・フェイフォンを演じた、当時12歳の少女ツァン・シーマンが披露するアクションシーンが見事でそちらの方が目立っていたとも言える。その意味ではラストに親子で協力しながらやっつける場面もあって良かったと思う。
監督も主演も変わった外伝としてはよく出来ていると感じる。ただ、個人的嗜好だが、ワイヤーアクションがあまりに多すぎて、せっかくアクションのできる俳優を使っているのにもったいないと感じてしまう。もっと地に足着いたアクションで表現されていればと思う。
関連作品
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991)」…シリーズ第1作
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱(1992)」…シリーズ第2作
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992)」…シリーズ第3作
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナⅣ/天地覇王(1993)」…シリーズ第4作
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナⅤ/天地撃攘(1994)」…シリーズ第5作
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲(1997)」…シリーズ第6作
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー(1993)」…主人公の少年期を描いた外伝
吹替情報
①ソフト版
※VHSには収録されているが、DVDには未収録
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