タイトル
ロビン・フッド(原題:Robin Hood: Prince of Thieves)
概要
1991年のアメリカ映画
上映時間は143分
※特別編集版は155分
あらすじ
12世紀後半のイギリス。十字軍の遠征から帰って来たロビンを待ち受けていたのは、ロックスリーの廃墟と父の遺体だった。圧政のノッティンガムの代官へ復讐すべく仲間を集めて立ち上がる。
スタッフ
監督はケヴィン・レイノルズ
音楽はマイケル・ケイメン
撮影はダグラス・ミルサム
キャスト
ケヴィン・コスナー(ロビン)
モーガン・フリーマン(アジーム)
メアリー・エリザベス・マストラントニオ(マリアン)
アラン・リックマン(ジョージ)
クリスチャン・スレイター(ウィル)
ショーン・コネリー(リチャード王)※ノンクレジット
感想
言わずとしれたイギリスの英雄ロビン・フッドを主役にした娯楽活劇。本作は大ヒットを記録し、同年公開作品では「ターミネーター2(1991)」に次ぐ成績を残した。また、ブライアン・アダムスの歌う「(Everything I Do) I Do It for You」は全英チャート16週連続1位という前人未到の記録を打ち立て、全米チャートでは年間1位を獲得する大ヒットを記録した。ロビン・フッドを取り上げた作品はいくつもあり、本作と同年にはイギリスでもロビン・フッドを主役にした映画が作られており、そちらではパトリック・バーギンがロビン・フッド役を演じた。
ロビン・フッドを主人公にした冒険活劇としてそこそこの面白さは担保されているが、やはり特別編にしたってこの内容で155分はどう考えても長い。アラン・リックマン演じるジョージがあまりにも魅力的な悪役だったことも影響しているのだろう。
とはいえじっくり描いているのでそれぞれのキャラに魅力があり、アクションもそこそこなので決して退屈するほどでもない。ラストにゲスト出演とも言えるショーン・コネリーが全部持っていくところもエンタメ作品たる所以だろう(ショーン・コネリーは「ロビンとマリアン(1976)」でロビン・フッド役を演じ、「アンタッチャブル(1987)」でケヴィン・コスナーと共演している)。
音声解説
①<ケヴィン・レイノルズ(監督)/ケヴィン・コスナー(ロビン・フッド役)>
上記2名による対話形式の音声解説。3度目のタッグを組んだ「ウォーターワールド(1995)」では製作時に揉めた話もあった彼らだが、雰囲気の良い音声解説である。ケヴィン・コスナーがケヴィン・レイノルズの才能を褒め称えることが多く、仲の良い2人が映画を見ているところをただ聞くという印象に近い。とはいえ、新たなロビン・フッド像を作り上げようとした経緯、撮影時の裏話、共演した俳優や衣装などのスタッフへの敬意を感じることができた。
②<モーガン・フリーマン(アジーム役)/クリスチャン・スレイター(ウィル・スカーレット役)/ジョン・ワトソン(脚本)/ペン・デンシャム(脚本)>
上記4名による対話形式の音声解説。シーンの意図や、特別編で登場する追加シーンの解説などを脚本家が積極的にしており、上記の監督とケヴィン・コスナーによる音声解説よりよっぽど解説らしいことが聞ける。クリスチャン・スレイターがケヴィン・コスナーと演技の違いで意見した話や、何度も殺されるスタントマンについて言及するところは面白かった。
関連作品
「ロビン・フッド(1922)」…アラン・ドワン監督、ダグラス・フェアバンクス主演のアメリカ映画
「ロビンフッドの冒険(1938)」…マイケル・カーティス監督、エロール・フリン主演のアメリカ映画
「ロビン・フッド(1952)」…ケン・アナキン監督のアメリカ映画(アニメーション)
「ロビン・フッドの息子(1958)」…ジョージ・シャーマン監督のアメリカ映画
「シャーウッドの剣(1960)」…テレンス・フィッシャー監督のイギリス映画
「ロビンとマリアン(1976)」…リチャード・レスター監督、ショーン・コネリー主演のアメリカ映画
「ロビン・フッド(1991)」…ケヴィン・レイノルズ監督、ケヴィン・コスナー主演のアメリカ映画
「ロビン・フッド(1991)」…ジョン・アーヴィン監督、パトリック・バーギン主演のイギリス/カナダ/ドイツ/アメリカ合作映画
「ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ(1993)」…メル・ブルックス監督、ケイリー・エルウィス主演のアメリカ/フランス合作映画
「レジェンド・オブ・アロー(2001)」…テレビ映画
「ロビン・フッド(2010)」…リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演のイギリス/アメリカ合作映画
「フッド:ザ・ビギニング(2018)」…オットー・バサースト、タロン・エガートン主演のアメリカ映画
吹替情報
①ソフト版
②フジテレビ版(1993年4月10日「ゴールデン洋画劇場」)※ソフト未収録
③テレビ東京版(2004年4月29日「木曜洋画劇場」)※ソフト未収録
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