【作品#0142】いとこのビニー(1992)

1990年代

いとこのビニー(原題:My Cousin Vinny)

1992年のアメリカ映画
上映時間は120分

大学生のビルとスタンはアラバマ州でドライブ中にコンビニ強盗殺人犯と間違われて逮捕されてしまう。ビルはいとこで弁護士をやっているビニーをに弁護を依頼することになるが、ビニーは6回目の司法試験でようやく弁護士になった新米弁護士であった。

監督はジョナサン・リン
音楽はランディ・エデルマン
撮影はピーター・デミング

ジョー・ペシ(ビニー)
マリサ・トメイ(リサ)
フレッド・グウィン(判事)
ラルフ・マッチオ(ビル)
ミッチェル・ホイットフィールド(スタン)
ブルース・マッギル(保安官)

20代後半だったマリサ・トメイがアカデミー賞助演女優賞を受賞した作品。マリサ・トメイの受賞を予想していなかった人が多かったため、授賞式ではプレゼンターのジャック・パランスが名前を読み間違えたのではないかと話題にもなった。また、判事を演じたフレッド・グウィンは翌年死去したため、本作が遺作となった。

 

脇を固めることの多いジョー・ペシの貴重な主演作。彼の魅力が存分に発揮され、直前に「グッドフェローズ(1990)」でオスカーを受賞したことをフリにしたような場面もある。主人公の相棒となるリサを演じたマリサ・トメイ、判事を演じたフレッド・グウィン、吃音の弁護士を演じたオースティン・ペンドルトンなど脇役を演じた小さな役者まで皆が芸達者でこれほどまでに脇役までキャラ立ちしたコメディもなかなか見かけない。

 

監督が法の学位を取得されている方ということもあってか、裁判所を出た何でもない場面にも法に関する話題が出てきてそれが伏線になっているなど脚本の作りも丁寧である。

 

ビニーとリサは絶えず言い争っては仲直りを繰り返す関係で往年のハリウッド映画の定番であるスクリューボールコメディの側面もある。2人の乗る車が画面の向こうに走り去るエンディングも味わいがあって良い。

①<ジョナサン・リン(監督)>

監督のジョナサン・リン単独による音声解説。少々沈黙する時間もあるが、法の学位を取得したジョナサン・リンだからこそ作り上げられたところは伝わって来る。ヒッチコックの話は興味深かったし、スタンの雇った弁護士が吃音でうまく話せないコメディ演技を披露している後ろでスタンを演じた俳優が笑いをこらえていた話は面白かった。

①ソフト版

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