タイトル
カジノ(原題:Casino)
概要
1995年のアメリカ映画
上映時間は179分
あらすじ
ノミ屋のエースはラスベガスでカジノの経営を始め、ジンジャーと恋仲になり、公私ともに順風満帆な日々が過ぎていく。ところがある日、幼馴染で喧嘩っ早いニッキーもラスベガスに移り住んでくることになり…。
スタッフ
監督/脚本はマーティン・スコセッシ
音楽はロビー・ロバートソン
撮影はロバート・リチャードソン
キャスト
ロバート・デ・ニーロ(エース)
シャロン・ストーン(ジンジャー)
ジョー・ペシ(ニッキー)
ジェームズ・ウッズ(レスター)
ドン・リックルズ(ビリー)
ケヴィン・ポラック(フィリップ・グリーン)
L・Q・ジョーンズ(パット・ウェッブ)
感想
「グッドフェローズ(1990)」で組んだマーティン・スコセッシとニコラス・ピレッジの再タッグ作品。ジンジャー役を勝ち取ったシャロン・ストーンはアカデミー賞で主演女優賞のノミネートされ、ゴールデングローブ賞では女優賞(ドラマ部門)を受賞した。
「グッドフェローズ(1990)」の二番煎じとも言われた本作。約3時間の長編にもかかわらず見せきる演出、編集はさすが。
主に主演2人によるナレーションはそれ自体が言い合いになっているように演出され、カメラワークもズームイン、ズームアウト、ドリーにパンなど巧みに使い、時に登場人物を追いかけたり、俯瞰で映したりしている。ズームインやスローモーションも微妙にスピードが異なり、できうる限りの工夫が見られるのも好感。画面内の変化では登場人物の衣装チェンジも頻繁に行われるが、カジノの金持ちという設定なので説得力はある。また、ホテルや室内の場面から中盤に砂漠の場面に移ると映像的な広がりが増してドキッとさせられる(映画館で観るともっと顕著だっただろうな)。
所詮人間なんて自分のことが最優先。それがギャングやマフィアになると命にかかわる問題になる。FBIにマークされようが本能のままに突き進むニッキーは案の定、「グッドフェローズ(1990)」と同じ結末を辿る。感情を爆発させまくるニッキーとジンジャーに対して、抑えめのエースを演じたデ・ニーロもさすがだった。
音声解説
①<マーティン・スコセッシ(監督/脚本)/ニコラス・ピレッジ(原作/脚本)/シャロン・ストーン(出演)/フランク・ヴィンセント(出演)セルマ・スクーンメイカー(編集)>
5人の関係者が話しているが、別々に収録した音源をそれらしい場面に当てはめているだけの寄せ集め音声解説。特典映像に入っているインタビュー音源を流用している箇所もあり、映画の進行に合わせて話してくれる音声解説と比べると満足度は落ちる。ただ、これだけの長編をどうまとめ上げたかという点で、マーティン・スコセッシとセルマ・スクーンメイカーの話は聞きごたえがある。
吹替情報
①ソフト版
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