タイトル
フリー・ウィリー(原題:Free Willy)
概要
1993年のアメリカ映画
上映時間は112分
あらすじ
母親に捨てられて里親に預けられている少年ジェシーは、無理やり捕獲されて母親と離れ離れになり水族館で飼育されているウィリーという名前のシャチと出会う。
スタッフ
監督はサイモン・ウインサー
製作総指揮はリチャード・ドナー
音楽はベイジル・ポールドゥリス
キャスト
ジェイソン・ジェームズ・リクター(ジェシー)
ロリ・ペティ(レイ)
マイケル・マドセン(グレン)
ミケルティ・ウィリアムソン(ドワイト)
マイケル・アイアンサイド(ダイアル)
感想
ひとりぼっちになった少年とシャチの交流を描いた作品と言えば聞こえは良いが、本作のエンディングを含めた描き方と、映画公開後に起こった運動まで考えるとむしろ全くもって評価できない一本である。
本作では水族館のオーナーが悪役で、殺されそうになったシャチを少年が水族館から連れ出して海に帰すというストーリーである。映画公開後、本作に出演したシャチは元にいた水族館へ帰されたが、その水族館の飼育環境が悪かったために、このシャチを何年もかけて海に帰すという社会運動にまで発展した。何とかして海に帰すところまではいったものの、なかなかうまくいかず、このシャチは平均寿命を待たずして亡くなってしまった。いくら水族館の環境が悪いからと言って人間に育てられてきたシャチを、群れで生活する野生のシャチに無理やり帰すというのはあまりにも酷である。このシャチも大きなストレスを抱えただろうし、人間によって散々振り回された結果、平均寿命を待たずして亡くなったとも言える。水族館の飼育環境が悪いなら、それが改善させるための取り組みはできなかったのか。映画公開後の大人たちの身勝手な行動には正直がっかりである。
映画に話を戻すと、この映画は海にシャチを返したところでエンディングである。後は海でよろしくやってくれということなのか。この映画は子供向け、家族向けの映画である。一度人間の手で育てられた動物を自然に帰すことがどれだけ動物にとって大変なことなのかまで教えてあげないといけない危険な映画である。
関連作品
「フリー・ウィリー(1993)」…シリーズ1作目
「フリー・ウィリー2(1995)」…シリーズ2作目
「フリー・ウィリー3(1997)」…シリーズ3作目
「フリー・ウィリー 自由への旅立ち(2010)」…シリーズ4作目
吹替情報
①ソフト版
②テレビ朝日版(1997年5月4日「日曜洋画劇場」)※ソフト未収録
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