【作品#0072】アマデウス(1984)

1980年代

アマデウス(原題:Amadeus)

1984年のアメリカ映画
上映時間は158分
※ディレクターズ・カット版は180分

自殺を図った老人アントニオ・サリエリは精神病院に搬送された。「許してくれ、モーツァルト。君を殺したのは私だ」と言い続けていたサリエリのところに、神父が話を聞きに来る。サリエリはモーツァルトとの出会いから話し始める。

監督はミロス・フォアマン
原作/脚本はピーター・シェーファー
製作はソウル・ゼインツ
撮影はミロスラフ・オンドリチェク

F・マーレイ・エイブラハム(アントニオ・サリエリ)
トム・ハルス(ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト)
エリザベス・ベリッジ(コンスタンツェ・モーツァルト)
ジェフリー・ジョーンズ(ヨーゼフ2世)
サイモン・キャロウ(シカネーダー)

童貞を貫き皇帝に仕えてきた宮廷音楽家のサリエリが、下品で礼儀のなっていないモーツァルトの音楽のずば抜けた才能にただただ気付くことしかできないという悲しくも切ない話。無理やりにでも作曲させようとしていた「レクイエム」の製作を手伝っていると、モーツァルトから「許してくれ」とまで言われる。

 

ガミガミ言っている母親の金切り声がオペラ「魔笛」の夜の女王アリアに繋がる場面や、モーツァルトの楽譜を手にしたサリエリの頭に素晴らしいメロディが次々に流れる場面など、映像表現として巧みで興味深いところも非常に多い。

 

サリエリをF・マーレイ・エイブラハムが、モーツァルトをトム・ハルスがそれぞれ好演し、両者ともがオスカーにふさわしいと思える名演だった。ストーリーや演技だけでなく、小道具や美術、衣装、メイク、プロダクションデザインなど見所はあまりにも多く、幾度の視聴をお勧めする名作。

①<ミロス・フォアマン(監督)/ピーター・シェーファー(原作/脚本)>

監督と原作者による対話形式の音声解説。ロケ地、キャスティング、舞台との違いなど事細かに話してくれる。美術や衣装への拘りから、画面内の情報量の多い映画でもあるが、その画面の隅に映る小道具などへも言及し、映画自体への興味をそそる音声解説であった。

①テレビ朝日版(1986年10月12日「日曜洋画劇場」※劇場公開版ノーカット)
※「吹替の力」シリーズとして2016年10月19日に発売された2枚組ソフト(Blu-ray&DVD)のDVDに上述のテレビ朝日版を、Blu-rayにテレビ朝日版に追加録音したものをそれぞれ収録

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