タイトル
死刑執行人もまた死す(原題:Hangmen Also Die)
概要
1943年のアメリカ映画
上映時間は134分
あらすじ
第二次世界大戦中のナチスドイツに占領されたチェコスロバキアの首都プラハ。「死刑執行人」の異名を持つハイドリヒが暗殺された。秘密警察ゲシュタポは暗殺犯が出てくるまでプラハ市民を処刑していくと言う。その暗殺犯であるバニャックは逃走中に助けてくれたマーシャの家に向かう。
スタッフ
監督/製作/原案はフリッツ・ラング
音楽はハンス・アイスラー
撮影はジェームズ・ウォン・ハウ
キャスト
ブライアン・ドンレヴィ(バニャック)
アンナ・リー(マーシャ)
ウォルター・ブレナン(マーシャの父)
ジーン・ロックハート(チャカ)
感想
ハイドリヒ暗殺から1年もたたずに公開された本作。ナチスドイツから逃れたフリッツ・ラングが作る強烈な一本。集団心理は恐ろしく、個人が集団に囲まれると何もできなくなる。
ナチスドイツに屈しない市民を描いた本作は戦時中のプロパガンダ映画として利用され、戦後の赤狩りの時代においては共産主義者を匿う構造に見える本作を上映禁止にしたアメリカ。戦前戦後で映画の位置づけがここまで大きく変わる作品も珍しい。
チャカが暗殺者に仕立て上げられる過程はやや強引だが、娯楽作としても十分味わいのある作品だ。人として正しい行動がとれるかどうか。とても足早に撮ったとは思えない、ユダヤ人のフリッツ・ラングが放つ傑作。
吹替情報
なし
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