タイトル
ロボコップ2(原題:RoboCop 2)
概要
1990年のアメリカ映画
上映時間は117分
あらすじ
新しい麻薬「ヌーク」が蔓延し犯罪が多発する近未来のデトロイト。オムニ社が経営するデトロイト警察はストを起こし、子供までもが犯罪に手を染めるという事態に陥っていた。オムニ社はロボコップ2号の開発に着手し、1号よりもより強力な精神力を持った犯罪者を使うことを検討し始める。
スタッフ
監督はアーヴィン・カーシュナー
音楽はレナード・ローゼンマン
撮影はマーク・アーウィン
キャスト
ピーター・ウェラー(マーフィ/ロボコップ)
ナンシー・アレン(アン・ルイス)
ダン・オハーリヒー(オムニ社の会長)
トム・ヌーナン(ケイン)
感想
「ロボコップ(1987)」の続編で、監督はアーヴィン・カーシュナーが引き継ぎ、彼にとって最後の監督作となった。また、前作の脚本家が続編に向けた脚本を執筆している最中に全米脚本家組合が5か月間に及ぶストを起こしたことで、「バットマン」シリーズの漫画家として知られるフランク・ミラーがに自身にとって初の映画脚本を務めることになった。
撮影時の混乱がそのまま映画の質に直結しており、非常にかなりカオスな映画になっている。ただ、それ故に一定のファンがいるのも頷ける作品ではある。
序盤に一度だけしか登場しなかったマーフィの奥さん、もはやデトロイト警察のモブキャラの1人でしかなかったアン・ルイス、なぜかダークサイドに堕ちてしまったオムニ社の会長、ロボコップにされた途端に顔がアニメーションになってしまったケイン、オムニ社の会長とファックス博士を放置して立ち去ったロボコップ…。製作経緯に事情があるのは承知だが、はっきり言って脚本はズタズタである。
ロボコップは悪役に捕まり、プログラムを書き換えられたうえでバラバラにされてしまう。頭のおかしくなったロボコップの発する言動は笑うに笑えず、自分の身体に高圧電流を流して復活するという荒療治もまさに力技。デトロイトも前作以上に崩壊し、まさにカオス状態である。
「耐えるしかない」と言って悪役を放置して現場を立ち去るのはダークヒーローとはいえ許しがたい結末である。このカオス加減が一部ファンに人気なのだろうか。CG前夜のストップモーションに見応えがあるところは評価したい。
関連作品
「ロボコップ(1987)」…シリーズ1作目
「ロボコップ2(1990)」…シリーズ2作目
「ロボコップ3(1993)」…シリーズ3作目
「ロボコップ(2014)」…リブート
吹替情報
①テレビ朝日版(1993年4月11日「日曜洋画劇場」)※ソフト未収録
②ソフト版1(20世紀フォックスから発売されたDVDに収録)
③ソフト版2(カルチュア・パブリッシャーズから発売のDVDに収録)
④機内上映版※ソフト未収録
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