タイトル
子ぎつねヘレン
概要
2006年の日本映画
上映時間は108分
スタッフ
監督は河野圭太
音楽は西村由紀江
撮影は浜田毅
キャスト
大沢たかお(矢島幸次)
松雪泰子(大河原律子)
深澤嵐(大河原太一)
藤村俊二(上原教授)
感想
視覚も聴覚も臭覚も失った子ぎつねを少年・太一が育てていく。太一には奔放な母親が近くにおらず、動物を育てる立場になることで大人に近づいていく。また同時に動物を扱う厳しさを獣医の幸次が教えてくれるので、「フリー・ウィリー」みたいな安易な感じになっていないのは好感が持てる。
ただ、太一を放ったらかしにしていた母親が太一の姿を見てまるで成長していないのはどうかと。家族映画であれば子供だけでなく親も成長するところを描かないと。正直言ってこの太一の母親は不快なキャラクターだった。あと、転校してきて仕事で母親のいない1人ぼっちの太一と、母親とはぐれた子ぎつねが重なるわけだが、これが設定として展開しないのももったいない。学校では周囲が太一に気を遣って接してくれることで友達になっていくが、これは太一の側が頑張る描写も必要だったと思う。周囲が勝手に気付いて解決してくれるならそれはもはや問題ですらない。
子供が見るには十分だが、大人が見るにはかなり薄味。
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