【作品#0075】コンタクト(1997)

1990年代

コンタクト(原題:Contact)

1997年のアメリカ映画
上映時間は150分

天文学者のエリーは、電波天文台で調査を行っていると、宇宙からの電波信号を受信する。その解読はいつしか国を動かす事態になっていく。

監督はロバート・ゼメキス
音楽はアラン・シルヴェストリ
撮影はドン・バージェス

ジョディ・フォスター(エリー)
マシュー・マコノヒー(パーマー・ジョス)
デヴィッド・モース(エリーの父)
トム・スケリット(ドラムリン)
ジェームズ・ウッズ(キッツ)
アンジェラ・バセット(レイチェル)
ジョン・ハート(ハデン)
ウィリアム・フィクトナー(ケント)
ロブ・ロウ(リチャード)
ジェナ・マローン(少女時代のエリー)

エリーがヴェガで父に姿を変えた宇宙人と会話までしたことは記録として何も残っていなかった。科学者であり実証主義者のエリーがその「なかったもの」の存在証明を求められる。妄想だったのではとのキッツからの問いにエリーは「イエス」と答えざるを得なかった。

 

ラストでパーマーは「科学も宗教も向かうところは同じだ」と言ってくれる。エリーはヴェガでの体験で、「人間がどれほど小さな存在で、団結が必要だ」と感じている。神様を信じようが信じまいが、パーマーを「信じて」「愛する」ことだってできるはずだ。

 

科学の進歩した20世紀の末に、宗教と共存できるかと問うたジョディ・フォスターの好演光る名作。

①<ジョディ・フォスター(エリー役)>

ジョディ・フォスター1人による150分の一人語り。知的な彼女らしい語りで、撮影時の裏話から、演技の望む上での準備まで非常に充実した音声解説。

②<ロバート・ゼメキス(監督)/スティーヴ・スターキー(プロデューサー)>

監督とプロデューサーによる会話形式の音声解説。特殊効果などの使いどころ、キャスティングの意図、演出など幅広く話してくれる。映画が取り上げたテーマについてはそこまで話してくれないが、監督の拘りは十分に伝わって来る。

③<ケン・ラルストン(視覚効果)/スティーヴン・ローゼンバウム(視覚効果)>

視覚効果を担当した2名による会話形式の音声解説。この音声解説を聞けば、観客の想像を超える視覚効果が映画内に使用されていることが分かる。視覚効果をする上で必要なロケ地の情報や照明の加減、SF作品へは初出演のジョディ・フォスターのブルースクリーンでの演技の印象、作業に入る前の細かな打ち合わせの話など大変興味深かった。ある場面を取り上げてその視覚効果についてメイキングの映像などで観ることはあっても、全編に渡ってここまで細かに説明してくれるものはなかなか珍しい。ほんの少ししか映らない背景についてもどのようにして作り上げてきたかを詳細に知ることができる。

①ソフト版
②テレビ東京版(2001年1月4日「木曜洋画劇場」)※ソフト未収録

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