【作品#0047】高地戦(2011)

2010年代

高地戦

2011年の韓国映画
上映時間は133分

朝鮮戦争も停戦が近い1953年。韓国の防諜隊カン中尉は、南北境界線の最前線エロック高地で戦うワニ中隊に敵軍との内通者がいるという報告を受け、調査派遣されることになる。

監督はチャン・フン

シン・ハギュン(カン中尉)
コ・ス(キム・スヒョク中尉)

「プライベート・ライアン(1998)」や「フルメタル・ジャケット(1987)」など過去の戦争映画のエッセンスを取り入れながらも、戦後の韓国が抱え続ける問題をあぶり出す設定、演出には唸らされる。

 

「超」が付く学歴社会の韓国において、この軍の中でどのポジションまで辿り着けるのかが一つポイントである。その意味で「高地戦」で文字通り「高い場所」を取れるかが重要になって来る。

 

そしてどれだけ高地を目指して目の前の敵をやっつけても、彼らの上空にはアメリカという戦闘機が空爆をしかけてくる。序盤の調停の場面で韓国側の代表がアメリカ人だったように、彼らにはどうしようもないアメリカという存在がある。目の前という狭い目線で見ているとその周りにはとんでもなく大きな存在があることに気付かされるのだ。

 

映画冒頭からわかりやすくベタな展開が続くと感じていたが、それは映画終盤に明かされるとんでもない事実へのある種の伏線だったと考えると納得がいく。ワニ中隊の名前の由来を話す演説も名シーンだった。

①ソフト版

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