タイトル
フェイス/オフ(原題:Face/Off)
概要
1997年のアメリカ映画
上映時間は138分
あらすじ
かつて息子をキャスター・トロイに殺されたFBI捜査官ショーン・アーチャーは、キャスターを捕まえることに成功するが、キャスターは昏睡状態に陥っており、仕掛けた爆弾のありかを知っているのは弟のポラックスのみである。そこでショーンは、昏睡状態のキャスターの顔を自分の顔に移植し、キャスターのふりをして刑務所にいるポラックスから爆弾のありかを探るという強引な潜入捜査を決断する。
スタッフ
監督はジョン・ウー
製作総指揮はマイケル・ダグラス
音楽はジョン・パウエル
撮影はオリヴァー・ウッド
キャスト
ジョン・トラヴォルタ(ショーン・アーチャー)
ニコラス・ケイジ(キャスター・トロイ)
ジョアン・アレン(イヴ・アーチャー)
アレッサンドロ・ニヴォラ(ポラックス・トロイ)
ジーナ・ガーション(サーシャ・ハスラー)
ニック・カサヴェテス(ディートリヒ・ハスラー)
ドミニク・スウェイン(ジェイミー・アーチャー)
感想
「ブロークン・アロー(1996)」のジョン・ウー監督とジョン・トラヴォルタが再タッグを組んだアクション大作。ジョン・トラヴォルタは前年「ブロークン・アロー(1996)」で、ニコラス・ケイジは同じく前年「ザ・ロック(1996)」でアクション映画に本格参戦を果たしている。
ジョン・ウー監督のアクションと言えば銃撃戦であった。本作も銃撃戦は多く見られるが、ハリウッド進出を受けて、いわゆるハリウッドっぽい大掛かりなアクションシーンも多数見られる。冒頭の飛行場でのアクション、中盤の刑務所でのアクション、そして終盤の教会でのアクションからボートチェイス、ラストの格闘までてんこ盛りである。
カッコよさを優先してリアリティに欠ける場面があるのは、ジョン・ウー監督では毎度のことだが、少なくともSF設定を限りなく排除したのは成功だっただろう。
キャスター・トロイは悪の立場から正義の立場へ移ることで、堅物だったショーン・アーチャーがひょうきんな男になる。これによって、ショーンが家族や職場の人間と仲を深めるというのは強烈な皮肉である。顔が入れ替わったことで両者が感じる苦悩はもう少し丁寧に描いても良かったと思う。
なぜかアクション大作の脇を固めることの多いアカデミー賞3度のノミネート歴のあるジョーン・アレン、見た目だけで十分に存在感を発揮するニック・カサヴェテス、男勝りな強烈な印象を残すジーナ・ガーションと脇を固める俳優たちも非常に魅力的であることも好印象である。
はっきり言ってツッコミどころ満載の作品であることは間違いないが、アクション大作として申し分ない出来。ハリウッド進出後のジョン・ウー監督は次回作「M:I-2(2000)」が自身最大のヒット作ではあるが、間違いなく本作がハリウッド進出後のジョン・ウー監督作品ではベスト。
吹替情報
①ソフト版
②フジテレビ版(2000年12月9日「ゴールデン洋画劇場」)※ソフト未収録
③テレビ朝日版1(2002年7月28日「日曜洋画劇場」)※ソフト未収録
④テレビ朝日版2(2004年12月19日「日曜洋画劇場」)※ソフト未収録
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