タイトル
ア・フュー・グッドメン(原題:A Few Good Men)
概要
1992年のアメリカ映画
上映時間は137分
あらすじ
キューバのグアンタナモ米軍基地でサンティアゴ海兵隊員が殺され、ドーソン上等兵とダウニー一等兵が容疑者として逮捕された。彼らの弁護を任されたキャフィは、彼らが軍隊内で足を引っ張るものへの制裁として「コード・レッド」が使われたと主張するのを聞き、ギャロウェイ少佐らとともに事実の解明に向けて動き出す。
スタッフ
監督はロブ・ライナー
脚本はアーロン・ソーキン
音楽はマーク・シェイマン
撮影はロバート・リチャードソン
キャスト
トム・クルーズ(キャフィ)
ジャック・ニコルソン(ジェセップ大佐)
デミ・ムーア(ギャロウェイ少佐)
ケヴィン・ベーコン(ジャック・ロス検察官)
ケヴィン・ポラック(サム・ワインバーグ)
キーファー・サザーランド(ジョナサン・ケンドリック)
J・T・ウォルシュ(マシュー・マーキンソン)
ザンダー・バークレイ(ウィテカー大佐)
キューバ・グッディング・Jr(カール・ハマカー)
感想
アーロン・ソーキンの脚本家デビュー作で、会話シーンなどにその才能の片鱗を見ることができる。ただ、必要性を感じないキャラクターが何人かいる。特にギャロウェイとサム。キャフィがソフトボールを興じたり、野球のテレビ中継を見たりとチーム戦を意識させる演出があるのに、結局のところキャフィの独壇場だった。デミ・ムーアもケヴィン・ポラックも所詮トム・クルーズの引き立て役でかつ会話シーンの話し相手しかなかった。
ギャロウェイ少佐は初登場の場面こそキャフィと対等のキャラクターだったが、法廷では却下された異議の再考を依頼するなど徐々にポンコツっぷりを発揮し、ジェセップ大佐の召還をキャフィに提案しながら、いざ当日になると弱腰になるなど、キャフィがこれから乗り越える困難を呼び込むためのキャラクターでしかなかった。
本作の一番の見せ場となるキャフィとジェゼップ大佐のやり取り。キャフィがジェゼップ大佐をまんまと罠に引っかけることになるのだが、こんな罠に引っかかるほどジェゼップ大佐はアホではないと思ってしまう。言って良いことと悪いことの区別のつかない人間が軍の中で大佐のポジションまで上り詰められるわけがはずだからだ。
たとえ命令に従わざるを得なかったとしても、容疑者が有罪判決を受けるところに欺瞞はないし、レトロなエンディングも含めて至って真面目な着地だとは感じた。
とはいえトム・クルーズとジャック・ニコルソンの多少仰々しい演技でもスターが言い合いしているだけでちゃんとした画になるんだな。
音声解説
①<ロブ・ライナー(監督)>
饒舌そうなイメージ!?のあるロブ・ライナー監督だが、こと音声解説に関しては寡黙。本編の半分も喋っていないのではないか。音声解説は監督から撮影時の裏話やシーンの意図、ひいては映画論などを聞きたいものだ。ここまで喋らないならやらなくても良いのではないかとさえ思うレベル。
吹替情報
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