【作品#0036】タイム・アフター・タイム(1979)

1970年代

タイム・アフター・タイム(原題:Time After Time)

1979年のアメリカ映画
上映時間は112分

1893年のロンドン。H・G・ウェルズは自宅で開発したタイムマシンを友人たちに披露していた。すると、警察がやってきて切り裂きジャックの捜査にやって来た。自宅に来ていた友人のバッグから犯人であることを示すナイフや手袋が見つかるが、その友人はタイムマシンを使って逃亡し、ウェルズもタイムマシンを使って追うことになる。

監督/脚本はニコラス・メイヤー
音楽はミクロス・ローザ
撮影はポール・ローマン

マルコム・マクドウェル(H・G・ウェルズ)
デヴィッド・ワーナー(切り裂きジャック)
メアリー・スティーンバージェン(エイミー)

本作の一番の問題はタイムマシンを好き勝手に使い放題である点だ。このせいで、主人公がエイミーに真相を明かす場面も、切り裂きジャックを追いつめる展開もすべてが「柔」に見えてしまう。

 

戦争などなくなっていると言っていたウェルズが未来で見る戦争の映像、ウーマンリブの活動をしている進んだ女性のエイミーが遥か昔の男ウェルズに惚れるところなど随所に面白いところはあるが、それはそれ単独で面白いのであって映画全体で見るとドラマとして積み重ねにはなっていない。

 

エイミーは予定時刻が迫りながら薬を飲んで眠ってしまうのは間抜けに見えるし、切り裂きジャックは行動原理がさっぱり見えない。映画全体的に登場人物の行動心理が浅はかで、エイミーが今の生活を捨ててウェルズと暮らすという結末も閉口してしまった。

①テレビ朝日版(1985年12月15日「日曜洋画劇場」)※ソフト未収録

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