タイトル
ノー・マンズ・ランド(原題:Ničija zemlja/英題:No Man’s Land)
概要
2001年のボスニア・ヘルツェゴヴィナ/スロベニア/イタリア/フランス/イギリス/ベルギー合作映画
上映時間は98分
あらすじ
ボスニア紛争の渦中。ボスニア兵2名が迷い込んだ無人地帯に、セルビア兵2名が見回りにやって来た。気を失った1人のボスニア兵の背中にセルビア兵が地雷を仕掛け、もう1人のボスニア兵が隙を見てセルビア兵を銃撃して地雷を仕掛けた男は殺した。もう1人のセルビア兵は地雷解除の方法を知らないと言い出す。
スタッフ
監督/脚本はダニス・タノヴィッチ
キャスト
サイモン・キャロウ(ソフト大佐)
カトリン・カートリッジ(ジェーン・リビングストン)
感想
アカデミー賞では外国語映画賞に輝くなど多くの映画祭で受賞・ノミネートされた作品。
セルビア兵、ボスニア兵、国連維持軍、マスコミが主に登場する本作。それぞれが利用し合いながら悲劇的な結末へ向けて進んでいく。
紛争という名の同士討ち。共通の知り合いもいた彼らは出会いが異なれば友人にだってなれたはず。ただ、一度仕掛けたら解除すらできない地雷の如く、戦争という一度起これば元通りにはならない現実を描いている。助からない男を俯瞰で捉えたカメラが徐々に男から離れていくことで終わるを迎える。地雷除去に動いた彼らが何もできなかったのと同じように、観客である我々もただ見ることしかできない。ボスニア紛争を経験した若きダニス・タノヴィッチが放つ強烈な初監督作。
吹替情報
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